『絶望』のテンプレート

  23, 2017 09:17
絶望と仲良くなるには、絶望のテンプレートを知っておきましょう。
今回の主題は「絶望から逃げきれたと思った瞬間に、次の絶望に襲われる」です。

絶望に対して、「逃げる」か「立ち向かう」という二種類の選択があります。死という絶望を目前に「自ら死を選ぶ」か、それとも「最後まで抗う」か。「死を受け入れる」という第三の選択肢もあるわけですが、そのテンプレートを見ていきましょう。

「自ら死を選ぶ」という選択の場合、多くの作品が簡単には死なせてくれません。恐怖で死ねないか、それとも物理的な故障などで死ねないか。今回の写真で言えば、魔女になる絶望から逃げるマミさんをイメージして撮影しましたが、きっと銃が作動しなくて、そのあとに魔女に食べられるか、それとも自ら魔女になるかのあたりでしょう。

「最後まで抗う」という選択の場合、一時的には希望がある描写の後、やはり最終的には逃れられない絶望を描くでしょう。まどかみたいに決して絶望しないと描かれればよいのですが、やっぱりさやかのように、頑張りすぎた結果に魔女になるというパターンでしょう。

「死を受け入れる」という第三の選択肢の場合、そのまま無慈悲に絶望へ向かうことが多いです。ゆっくりした死の描写よりも、「ブツ切り」であっという間に消えるという描写でしょうか。作品は違いますが、映画「タイタニック」にて、沈みゆく船の中、人々が逃げ惑うところで、最後の音楽を奏でる演奏家たちの姿を思い浮かべます。実は主人公やヒロインよりも、この演奏家たちの姿の方が涙腺に来たのは秘密です。

色々ある絶望の中、やっはり「絶望と友達になる」ぐらいの寛容さが必要だと思います。生きている限り、大なり小なり、絶望は無くなることはないのだから。


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