無駄使い報告【5】旅行

結果として、そこが聖地巡礼だったのを、後で知ったわけですが。
今回の主題は「思い出こそが宝物」です。

8月27日(土)に、久しぶりに日帰り旅行をしました。前日までは長野県の黒部ダムへ行くつもりでしたが、台風の影響なのか、現地が雨の予報だったので急遽行先を変更し、岐阜県の白川郷に向けて出発。愛知県武豊町から高速で約3時間の道のりでした。途中雨が降るものの、幸い現地では小雨程度で観光には支障ありませんでした。さすがに山間だけあり、夏なのに気温は19度と涼しく、茅葺屋根を見て回るには丁度良い塩梅でした。

世界遺産だけあり、観光客も多い中、何ともない一軒の家に人が集まっているのが見えました。茅葺屋根ではありません。それは今にも崩れそうな単なる2階立ての物置小屋でした。それでもしきりに写真を撮っている人たちがいます。不思議に思い、近づいて見てみると、どこかで見た記憶が…。はっと思い、ネットで調べてみたら案の定、それは「ひぐらしの鳴く頃に」で登場したヒロインの家のモチーフになった場所でした。「ひぐらしの鳴く頃に」はかなり以前のアニメでしたが、私自身はリアルタイムでは見ていなかったので、つい最近レンタルビデオで視聴したところでした。

何ともない小屋が聖地となるのは不思議な感じでした。隣には世界遺産の合掌造りの建造物が立ち並ぶ中、きっとアニメが放送されていた時分は、かなり多くの人が訪問したことでしょう。日本人は色々なところを聖地にすることが出来ます。神社やお寺の数を見れば明らかで、八百万の神が遍く場所に存在しているという風習は無意識に溶け込んでいます。今回の観光でも私は見ず知らずの神社へ賽銭を投げ入れ、手を合わせました。その神社がどういうもので、何を祭っているのかも分かりません。それでも私は家内安全を願っていました。

お昼は観光の定番である「盛り蕎麦定食」を頂きました。どんな観光地の食堂にもある定番メニューで期待はしていませんでしたが、存外に当たりでした。蕎麦に対して、劇的に美味しいものに合ったことはありませんし、劇的に不味いものにも合うことは無いです。しかし今回食べた蕎麦はコシがあり、山芋でも入っていたのか、噛むと程良い粘りがあり、普段食べる麺とは違っていました。とはいえ違いは機微ですので、飛騨牛の串焼きの方が美味しかったのは言うまでもありません。お肉はブランドや値段によって、はっきりと違いが判るものですから。

昼からは細い道を抜け、白水の滝を鑑賞した後、旅行先の温泉に入って帰宅という流れでした。白川郷から南へ下る帰路の途中ははダムも多く、その周りをドライブするのはお勧めです。ただし少し道幅が狭くなっていることも多いので注意が必要です。それでもダムの大きさは圧巻の一言です。また普段通行量の少ないトンネルではライトが設置されていないことも多く、心霊スポットかと思ってしまう場所もありましたね。

と、まあこんな感じで日帰り旅行したわけですが、旅行は非常に沢山のお金を使うものです。家や近所で休日を過ごせばお金を多く消費することはありません。遠出をすれば当然交通費もかかりますし、食事も高額になります。一泊するものなら宿泊費用もバカになりません。それでも人は旅行をするのはなぜか。それは「思い出こそが宝物」だからです。小さな変化はあるとはいえ、普通に暮らす分には、平日は職場で、休日は家や近所で過ごします。初めて引っ越ししてきた時こそ珍しい光景ではあるものの、日々を経ることによって、それは「日常」となってしまいます。変わり映えのしない「日常」を思い出に残すのは難しいです。だからこそ変化のある旅行へ行くのです。

「思い出に残るのなら、無駄使いも悪くない」私はそう思います。皆様はいかがでしょうか?
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Category: 手書きイラスト
Published on: Sun,  28 2016 09:54
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