ゲームにおける経験値の概念

果たして僕たちは常に成長しているのでしょうか?
今回の主題は「人の経験値は必ずしも蓄積されない」です。

TVゲームで私はよくRPGをプレイしていました。LV1から始まり、少しずつ経験値を貯めて、強くしていくのが好きでした。頑張れば頑張るほど強くなり、最初は倒すのにも苦労していた魔物たちも、いつしか一瞬で消すことが出来るようになります。ゲーム的には単なる作業なのですが、その強くなる部分が楽しくて何時間も同じことを繰り返したものでした。

そんな中、無意識に「必ず経験値は蓄積されていく」という概念が刷り込まれていました。努力すれば強くなる。何でも経験していけば何でも出来るようになる。その考え自体は悪いものではありませんが、現実は当然違います。努力しても強くなるとは限らないし、経験しても豊かになるとは限らない。その最たる例が「トラウマ」で、強烈すぎる経験は時に毒ともなる。

現実世界で、仮に「LV」や「経験値」が可視化された場合、きっと毎日上下に変動することでしょう。それ以上に1分1秒ごとに変化し続けることでしょう。経験したことぐらいは蓄積されるのではないか、とも思われるかも知れませんが、毎日全ての経験を思い出すことが出来るわけではありません。私たちの経験値にはきっと上限が設けられており、新しい経験をすればするほど、過去の経験を忘れてしまうのです。だからこそ毎回撮影する写真は良い時もあれば悪い時もあります。気分の乗るときと、乗らないときがあるわけで、スランプもあるわけです。

ところで今、私の経験値はどれぐらいで、LVはどれぐらいなのでしょうか。

……マイナスで無ければよいのですがね。


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Category: マクロスF
Published on: Sat,  09 2016 19:00
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