ドール転職記【04】:転換期編

転職をした理由は、たった一つでした。
今回の主題は「一番の要因は、上司のことを尊敬することが出来なかった自分が、そこにいた」です。

当然ブラック企業ですから、働く人が同じ事務所に長く滞在することは稀です。新入社員は入っては辞めていきますし、中堅社員も会社の都合で他の支店へ転勤していきます。支店長ですら2年に一度は交代するため、色々な書類を申請して、客先へ挨拶回りをするのに非常に四苦八苦した記憶があります。当然仲の良かった人も、一人また一人と職場を離れていったわけですが、当時結婚を決めた私は、妻を不幸にするわけには出来ないため、転職するという考えはありませんでした。6年耐えてきた経験からくる少しの自信があったのだと思います。

そんなおり、私の人生を変えて頂くことになる副支店長が転勤してきました。転勤前から「この人には気をつけろ」と耳にしていましたが、それは噂通りでした。具体的には単なる悪口になってしまうので省略させて頂きますが、簡潔にいうと「仕事において気分屋だった」ということです。ヤクザのような風貌で「あー、今日は気分が悪い!」と言って、私に対して「壁ドン」もとい机を思いっきり叩き、「どうして俺の言うことが聞けないのか!」と何時間も玩具にされたものです。私はそのたび嗚咽を漏らし、毎日トイレで一人泣いていました。当時、同僚からは「精神科で診断書を貰った方が良いのではないか」と勧められたものでした。

私が仕事を辞めた理由はたった一つです。「一番の要因は、上司のことを尊敬することが出来なかった自分が、そこにいた」ためです。罵声を浴びせ続けた副支店長の下で働き続けている人は今もいます。単に私が副支店長に合わせることが出来なかったのが理由です。営業マンは色々なタイプのお客様にチャンネルを合わせる必要があります。そうでなければ、仕事を貰うことが出来ません。もし副支店長が営業先の担当者であれば「出入り禁止」で済んでいたわけですが、今回は自分の職場の上司だったということです。私は会社から「出入り禁止」を言われたのと同義でした。

ある休日、妻と街中を歩いていた時に、その副支店長とそっくりな後ろ姿の人を見かけたとき、背筋に悪寒が走り、鼓動が激しくなり、気分が悪くなったことを覚えています。その時私は決意したのです。「転職をしよう」と。

私は仕事を行いながら転職活動をしたのですが、今回はここまで。


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Category: 魔法少女リリカルなのは
Published on: Wed,  16 2016 19:04
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